髪の毛を詳しく知るための基礎知識

髪の毛は、人間の身体に生える体毛の中でも大きな役目を果たしているものといえます。どのような役目を髪の毛は持っていて、役目を果たす為に髪の毛はどのような仕組みで生えてくるのでしょうか。

髪の毛の役目

体毛は、身体の重要器官を外部から守る為に生えているといわれています。髪の毛は、身体の最重要器官である脳を外部からの衝撃などから守るという役割を持っています。

脳は硬い頭蓋骨で覆われているものの、衝撃で揺らされると頭蓋骨で損傷してしまうことがあります。このような衝撃を和らげる為に、髪の毛が生えているのです。

また、髪の毛は外見を飾り立てる役目も持っています。髪型を変えることによって、周囲の人が感じる雰囲気を一変させることが出来るのです。

頭髪の構造

人間の髪の毛は、平均10万本生えているといわれています。この髪の毛は、頭皮にある毛穴の奥にある毛根から生えています。

髪の毛は爪と同じく、根元だけが活発な細胞を持っており先の方は活動していない細胞で構成させています。毛穴の奥にある、毛細血管に繋がっている毛乳頭から毛根に栄養が送られることで、髪の毛が伸びていきます。

発毛の仕組み

髪の毛を生やす役割を持つ毛穴は、常に全ての毛穴が活動しているわけではありません。全毛穴の何割かは休眠状態になるようにローテーションしているのです。

髪の毛の発毛は、「成長期→退行期→休止期…」のサイクルを繰り返して行われます。成長期にある髪の毛は一日辺り0.35mmの速度で伸び続けます。

この成長期は男性では3~5年、女性では4~6年続いた後退行期に入ります。退行期に入った髪は、伸びる速度を落としながら2~3週間で休止期に入り活動を止めます。休止期に入った髪の毛は3ヶ月以内に脱毛し、再度成長期に入り発毛のサイクルを再開するのです。

自然に起こる抜け毛の量

抜け毛は、発毛のサイクルを維持する上で欠かせないものといえます。自然に発生する抜け毛は一日あたり50本前後といわれています。つまり、50本程度の抜け毛は最初から織り込み済みの損失であるといえます。

髪の毛の構造

髪の毛は、ケラチンと呼ばれるタンパク質を主成分としています。髪の毛の表面は、キューティクルと呼ばれる鱗状組織によって保護されています。

キューティクルは、髪の毛の水分を保持する働きを持っていて、髪の毛の艶や強度を維持する上で重要な組織といえます。キューティクルが弱っていると、髪の毛は全体的にボソボソとした手触りと細さが現れるようになり、簡単に切れるようになってしまいます。

市販のシャンプーやコンディショナーがキューティクルの保護を重視するのは、髪の毛の見た目と機能を維持する為にキューティクルが必要不可欠であるからなのです。

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