抜け毛の原因とは?

抜け毛は、発毛のサイクルが正常に働いている限り必ず発生する代謝現象です。つまり、一定数の抜け毛は避けられない自然現象によるものです。しかし、自然に起こる抜け毛とは別に抜け毛が発生し、髪が薄くなったり禿げを作ったりしてしまうことがあります。どのような原因によって抜け毛が発生するのでしょうか?

不自然な抜け毛

不自然な形で発生する抜け毛は、様々な原因によって発毛サイクルが乱されることによって起こります。自然な抜け毛は、髪の毛全体の10%にあたる休止期に入った毛根の一部から発生しています。

しかし、不自然な抜け毛は休止期の毛根以外から発生しているのです。つまり、不自然な抜け毛とはなんらかの原因で発毛サイクルの成長期や退行期にある毛根から発生しているのです。

抜け毛を引き起こすストレス

不自然な抜け毛の原因と目されているのは、ストレスです。強いストレスを受けると、身体の働きに異常が発生して病気の原因になることは良く知られていることです。

ストレスの影響を受けた毛根は、成長期・退行期を問わず活動を停止し休止期に入った毛根と同じ状態になります。そのため、ストレスを受けた毛根は不自然な抜け毛の発生元になってしまうのです。

ホルモンバランスの乱れ

人間の身体の働きは各種ホルモンの生理作用によって制御されています。特に性ホルモンである男性ホルモンと女性ホルモンのバランスは、体毛の発毛に大きな影響を与えます。

更年期障害などで性ホルモンのバランスが崩れることによって、女性にもかかわらず頭頂部が薄くなるといった変化が現れます。ホルモンバランスの乱れは髪の毛の発毛サイクルではなく生え方に影響し、不自然な抜け毛を発生させる原因となるのです。

不規則な生活内容

生活習慣の乱れや不摂生は、体調の悪化だけでなく不自然な抜け毛の原因にもなります。夜働いて昼に眠るといった昼夜逆転生活も珍しくなく、栄養バランスが崩れた食生活などが目立つ若者の間では生活習慣の乱れが原因になっている不自然な抜け毛が多くなってきているようです。

特に昼夜逆転生活と睡眠不足は、発毛サイクルを乱す要因として大きいため出来るだけ夜に眠れるように心がけましょう。

がん治療の副作用

がんの治療において行われる抗がん剤の投与や放射線照射が、不自然な抜け毛を副作用として伴うことは良く知られています。このような副作用による抜け毛は治療が終わればすぐに成長期に入るという、他の不自然な抜け毛よりも回復しやすい性質があります。

また治療の副作用としての抜け毛は広範にわたり、生活の質を低下させてしまうため医療用のかつらを使用する人も少なくありません。

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